私がにゃおくんに公文式をさせようと思ったのは育休中の時。
当時読んだ育児書の「佐藤ママの子育てバイブル 三男一女東大理III合格! 学びの黄金ルール」と「シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て」で、どちらのご家庭でも公文を取り入れていたようだったので
勉強を習慣化させるには公文式がよさそうだな
となり、近所の教室が対象年齢にしていた3歳から我が家はスタート。
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シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て | たかせみほ |本 | 通販 | Amazon
現在でも算数・国語を継続していますが、2年以上続けて感じたことは色々ありました。
公文をやっててしんどくなったこと…
実際初めてみると心折れることの連続でしたので、入会前に心しておくことをお勧めいたします。
子どもによるかもだけど…
宿題は1教科1日5枚が基本
我が家では入会当初から算数と国語の2科目を続けており、1日にこなす宿題の量は5×2の10枚です。
※ウチでは朝5枚、夕方5枚の2回に分けて解いています。
にゃおくんは以下のプリントからスタートしました。
- 算数→ 6A(ものの数をかぞえる)
- 国語→ 7A(ことばカードの読み)
- 「ずんずん」という線を引くなど鉛筆を使う練習プリント
※我が家は収納スペースがないため、過去のプリントはガツガツ処分しています
これをこなす子どもも大変なのですが、チェックする親の負担もなかなかです😨
(保育園のお迎え後に、洗濯物をたたむのと夕食づくりの合間にチェックするのが慌ただしい💦)
内容が難しくなると大荒れ
最初の内はプリントの内容も易しかったので1日10枚も苦ではなさそうだったのですが、様子が変わってきたのは国語でひらがな(4A)が、算数で足し算(2A)が始まった頃でした。
わからない!やりたくない!
となり、ひらがなに関しては1日の宿題枚数を5枚→1枚にしてもらうことに😞
算数の足し算は当時アレルギーが本当にひどく、問題を全く解きたがらず😓
ただ、プリントを解き終わったご褒美としてテレビを見る権利を得ていたので、どうしてもテレビが見たくて泣きながら3枚を1時間ほどかけて解くという状況でした。
指を使って教えても、100玉そろばんを使っても全く効果なし😢
もうどうすればいいの〜泣
とママも公文をやめたくなりました。
そこで、英語学習は聴き流しとYOUTUBE動画を利用していて「この動画良さそう」と思っていたNumberblocksを見せることに。
※Numberblocks(ナンバーブロックス)はイギリスの教育アニメで、数字のキャラクターがくっついたり離れたりするストーリーで四則演算が学べます。
内容も英語だし、算数を嫌がってる上でこれ観せても意味ないかな…
と思っていたのですが、これがにゃおくんに想像以上の大ヒット‼︎
Numberblocksにかなりハマったらしく、動画は毎日これを観ていましたし、公文の足し算への抵抗もだいぶ減りました。
Numberblocks恐るべし!
※絵まで描くハマりっぷり
1年後に始めた同級生の方が進度が早い
にゃおくんの周囲は4歳から始める子が多く、同じ園の子も続々と始めていました。
保育園の同じクラスの子は
「にゃおくん今どこやってるの~?ぼく今かけ算だよ~」
と、あっという間ににゃおくんを追い抜いて先のプリントに取り掛かっていたりします。
4歳から始めればよかったと思った理由
同じように3歳から始めたお友達もいたのですが、そのほとんど(3人ほど)が途中で辞めてしまいました。。
「この子がプリント嫌がっちゃって~💦」
という理由で、ちょうどにゃおくんが算数の足し算で大荒れしていた時期に近く
算数の計算問題のはじまりは最初の壁なのかも
と思いました。
ママが公文を4歳から始めればよかったと思った理由は
- 3歳から計算問題を始めると最初の拒否反応が激しい
- 早く始めても進度が早いとは限らない
- 1年早く始めた分コストがかかる
です。
正直、早く始めても1年あとから入会したお友達の方が理解度が早いのであれば1年間の苦労とコストはなんだったのか…と焦燥感があります。
※理解度の早さは個人差があるので、早く始めればいいわけではないと感じました。
教室によって子どもの進度も変わる
これは同じ教室の同級生たちの進度は大きく変わらない感じがしていますが、引っ越し先の別教室で同じ時期くらいに公文を始めたお友達は全く違った(ゆっくりペースの)進度だったりして
公文って、教室の先生が違うと進度変わってくるよね
と思ったためです。
その子にあった進度はもちろんありますが、先生によって進め方や進度配分に違いはでます。
自宅学習は3歳から始めて、気になる場合は4歳から公文がおすすめ
3歳から机に向かい始めると習慣化しやすい
3歳から公文を始めてよかったかもしれないと思う点は、早めにプリント学習を始めたことで
毎日プリントやるのが当たり前になった
ということです。
公文をやろうと思った最大の理由は、お風呂や歯磨きと同じ毎日の当たり前の習慣にしたいと思ったことでした。
これは前述した、たかせみほさんの「シングルマザーで息子2人を東大理Iに 頭がよくなる「ルーティン」子育て」にも記載があったものです。
にゃおママ自身は勉強の習慣がなく、テスト前は一夜漬けが当たり前という息子には絶対に真似してほしくない一時しのぎの勉強ばかりだったため、この考え方を知った時は
勉強ができる人は、毎日勉強することは歯磨きと同じ感覚なんだ
と衝撃を受けました。
公文に入会すると、親が教材を選ばなくても教室日(週2回)に1教科1日5枚ずつ宿題が用意されます。
ママはこの公文の、教室に通うことでの勉強の強制力と家でやるべき教材も用意してもらえるシステムに魅力を感じています。
ただ、その枚数が子どもにとって負担に感じる場合もあります。
そして親側は、東京・神奈川の場合1科目7,700円という決して安くはない月会費を支払うため、宿題を枚数分できないと正直もったいないと感じてしまいます。。
3歳の時は通信教育を利用して様子を見て、気になる場合は公文の体験学習を
ややお高めな月会費を支払っているがためにママ側も強制的にプリントをやらせがちで、これまで何度もにゃおくんとバトルを繰り広げてきました。
結果的に2年以上続いてはいますが、これから小学校に入学し新たに公文に入会して始める同学年の子との進度差はそれほどでもないだろうと、現教室でのにゃおくんの状況を見て感じています。
にゃおくんに学習習慣をつけてもらうことが目的だったため公文に入会したことに後悔はありませんが、あいかわらずにゃおくんは公文が好きなわけではないため小学生になったら通信教育に切り替えて代わりにプログラミングか科学教室などに通わせようか検討中です😓
4歳から始めたお友達でもにゃおくんより先の教材に進んでいるため、3歳の時は通信教育から始めればよかったと今では感じています。
私が通信教育で3歳から始めてみたかったのは以下です。
公文のプリントの質も素晴らしいのですが、どちらの教材も図形など幅広い範囲を扱っている上にコスパがいいなと。
また、もし仮に小学生になったにゃおくんが周囲の影響を受け
中学校受験に興味がある
となった場合はどちらも対応できそうな内容だと感じたからです。
※中学受験は本人が言い出さない限りはしない予定。
通信教育で楽しそうに取り組んでいればそのままで、教室に通うことで強制力と周囲からの影響を受けたい場合は公文を始めるのが良かったなと、2年半以上通って思ったにゃおママの感想です。